Vancouver -on the ice-

初めての海外、初めてのひとり旅。


アウェー

成田空港

まず、成田空港すら初めてだったのでその広さに驚き。どこへ行けばいいのかあたふた。
海外用携帯電話をレンタルしていたので、それを受け取りに行きました。そわそわしてるのが自分だけっぽくて、まだ日本なのにもかかわらずアウェーな感じでした。

余裕を持って早めについたので、写真撮影したりしてました。自分の乗るノースウエスト航空はがらがらでしたが、Korean Airには長蛇の列が。さすがウォン安・・・。
手荷物検査では、上着、電子機器、カバンの3つをトレーに。ケータイ、レンタルケータイ、MP3プレイヤー、デジカメという溢れんばかりの電子機器を持っていた私はとても苦労しました。


羽田空港ロビーにて。

免税店

チェックインした後、また時間が空いたので写真・買い物タイム。

免税店はいろいろ安く買える、と聞いていたが、実際入ってみると、森永の某12個入りチョコレートなどは150円で販売されている。そのほかも、野球場でドリンク買うレベルの破格のお値段。
もしかして、免税されるのってブランドバックとかだけで、食品類はインフレ価格なんだろうか??と感じつつ、のどが渇きそうだったので飲料水を購入。
待合ベンチでうとうとし始める。

成田からポートランドへ

初海外へフライト。最初、劇的に揺れた(気がした)ので死ぬかと思いました・・・。
待合室ではかなり眠かったのですが、エコノミークラスのシートに座ったら眠気が覚めてしまいました。(座席のところについている小型液晶画面に表示される「今ここ」表示を飽きずに眺めていた気がします。)

今回の旅行では、成田からアメリカ・ポートランドへ行き、そこからバンクーバーへさらに飛行機を乗り継ぐというルートでした。
成田からポートランドまでは8時間、そこからバンクーバーまで1時間半という、(私にとっては)長旅。機内は空いてたし、通路側だったので窮屈さはなかったのですが、座ってるのがものすごい辛かったです。
あと、機内食が3回も出て驚きました。


搭乗口にて。さらばニッポン・・・。

ポートランドにて乗り継ぎ


空港はかなりキレイでした。

ポートランド(米国)は日本語のかけらも無い完全アウェーな状態でした。
しかも、成田でフライト直前に買った水が入国手荷物審査に引っかかり没収されて(笑)。
手荷物検査員の米国的おじさんに「ミズ!」と日本語で言われ、ちょっとなごみました。
ノースウエスト航空のチケットを買ったはずなのに、共同運航なのか、代替便なのか、理由は分からないけれど別の窓口に行くように指示され。え?ノースウエストじゃないの?と戸惑い、混乱しているとやさしい係の人がアラスカ航空窓口まで誘導してくれたような(うろ覚え)。

結局、ノースウエスト航空とは全く違う飛行機に乗ることに。
待合室に行くと、もうそれは日本人なんて見当たらない感じでした。全部英語。
(ポートランドからバンクーバーに渡航するわけなので当然ではありますが。)
とりあえず飛行機を逃さないようにひたすら音声と掲示板の数字に集中。

搭乗が始まったら始まったで、搭乗口はひとつなのに、登場口から滑走路に出たら乗り場多すぎ!自分の乗り場がどこなのか、どの順で乗り場が並んでいるのかも分からず、再び係の人に聞く。通りかかったおじさん(紳士)が同じ便だというので、一緒に連れて行ってもらいました。米国紳士のやさしさに触れました・・・。
全体としては、乗り継ぎの荷物をもらう⇒チケットカウンターで乗り継ぎチケット⇒手荷物検査⇒搭乗口という流れでした。

海外旅行が初めてで、英語があまり堪能でない方は、直行便をオススメします。

バンクーバーにて

乗ったのはホライゾン航空だったのですが、飛行機が・・・すごい!
ノースウエストの飛行機の3分の1くらいしかなくて、なんだか自家用旅客機みたい・・・。イスもスポンジっぽいクッションに、合皮っぽいカバー。正直不安でした。ここでも、乗客はそんなにいなかった気がします。

飛ぶまではもうダメかもしれない(失礼すぎ)と思い、飛んでからも墜落するかもしれない・・・と思い。下は海。窓が近くて、雲の上を飛んでいる感じがすごかったです。ひたすら窓の外を眺めていました。
機内食(オヤツ)にはメープルクッキーが。日本でも見たことのあるパッケージでした。

無事、空港について、荷物をもらって、税関へ向かったのですが。
税関のおねえさんがめっちゃ怖かった!
そりゃあ、バンクーバーのどこに行くんですか。と聴かれ、「バークレイホテル!」と答えちゃう私が悪いんですが、瞬間的に英語を理解する能力が欠如しているので、「Where?」と聴かれても、これからホテルに行くんですよ!としか返しようがなかった・・・。
よく考えたら、スケート見に行くんです。とでも言えばよかったんだなぁ・・・。と、税関を過ぎてから気付く(時すでに遅し)。おねえさんには、もうダメだこいつという目で見られながら(予想)税関を通りました。


雨で汚れた風のバスの窓から。

空港から、バンクーバー市内の各ホテルまでぐるっと回ってくれるバスが出ていると旅行冊子に書いてあったので、さっそくカウンターのおばさまに聞く。
たぶんチケットと時間と乗り場を教えてもらったと思う(うろおぼえ)。おばさまはやさしい感じでした。

冊子を見て、バークレイホテルにはホテル巡回バスが止まらないことは知っていたのですが、念のため運転手の人にホテルの行き先を言うと、じゃあ○○(近くのホテル)で降りてね!と言われ。乗客がそんなにいなかったというのもありますが、運転手さんは覚えていてくれてちゃんと近くのホテルで止まってくれました。雨で窓が汚れていて、年期が入った感じのバスでしたが、よかったです。

ホテル到着

バスを降りたのはいいのですが、ホテルの看板はあるのに、入り口が見つからないという自体に。ぐるぐるひたすらホテルの周りを回りました。ロブソン通りは綺麗に整備されていましたが、一本裏道に入ると人気がなくて、夜は歩くと怖いなーという印象でした。なんとなく、12月に行った名古屋駅周辺を思い出しました。区間が四角く整列されていて、大通りは綺麗だけど、一本道を入るとちょっとあやしげなお店が並ぶ感じ。バンクーバーではあやしげなお店が並ぶというよりも静かな住宅地、といった感じでしたが、似たような印象を持ちました。

ようやく入り口が分かったのはいいんですが、なんだか、扉を開けるのにすごく苦戦した気がします。たぶん、開き方が日本と違うような気がしたんですが、今となっては確かめるすべもなく・・・。入るとき押して、出るとき引くような気がしましたが、これに慣れませんでした。


1泊5000円ちょっとくらいだった気がします。

チェックインまで本当は時間があったのですが、ホテルの方に聞いてみると無事チェックインできました。ホテルを予約するときに、「日本語を話せる人がいる」欄に「たまに居る」と書いてあったので期待していたのですが、みんな英語人でした。アジア系のメイドさんが居て、おお、ついに!と思ったら非常に流暢な英語を話されたり。たぶん中華系の人なんだろうなぁ。

部屋は部屋でドアの開け方にコツがいりました(ドアノブをひねりながら空ける必要があるんですが、結構力が要りました。)正直、意外と広くて驚きました(当時ほぼ底値のホテルを選択したので)。機内で寝れなかった分、疲れがどっときました。
(この日は、着いて早々18時から女子シングルでした。)初日から正直心が折れそうだったんですが、一体何のためにバンクーバーまで来たんだよ!と気合を入れ、2時間ほど仮眠をとりました。

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